特定非営利活動法人 日本消化管CT技術学会

第24回 日本消化管CT技術学会

新着情報

2026/3/18 (Wed)
第24回日本消化管CT技術学会 総会・学術集会HPをオープンしましたNEW!

開催概要

学会名第24回日本消化管CT技術学会 総会・学術集会 テーマ 消化管CTが語るサインと知能技術としての解読
~ 画像・データ・臨床判断が交差する地点 ~
大会長 山本 修司
(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター(外来研究員))
実行委員長 工藤 晃
(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
主 催 特定非営利活動法人日本消化管CT技術学会 会 期 2026年6月20日(土)
会 場 順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス7号館13階 有山登メモリアルホール 開催形態 現地開催+ライブ配信(未)

ご挨拶

 このたび、第24回日本消化管CT技術学会 総会・学術集会を、順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパスにて開催できますことを、心より御礼申し上げます。

 本学会は、消化管CT、特に大腸がんを対象とした検診・診断・治療評価を支える画像技術の発展を目的に、臨床と技術、研究と実装の間を往復する議論を重ねてまいりました。今日の大腸がん研究は、画像診断のみならず、ゲノム異常の解読、腫瘍免疫の制御、腸内細菌叢の機能解明、さらには大規模データ解析へと急速に広がり、治療戦略そのものを塗り替えつつあります。

 免疫チェックポイント阻害療法に代表される腫瘍免疫学の進展や、がん細胞の分子特性に基づく精密医療(precision medicine)の確立は、すでに治療成績を現実に変え始めています。これらの研究成果は一見、画像技術から距離があるように見えますが、「どの患者に、どの治療が、いつ効いたのか」を客観的かつ再現性高く評価するためには、依然として画像による定量的評価が不可欠です。画像は、分子生物学的ブレークスルーを臨床の現場へと橋渡しする、静かだが決定的な役割を担っています。

 また近年、AI・数理モデル・情報科学の発展により、画像は「見るもの」から「解釈され、統合され、意思決定を支えるデータ」へと変貌しつつあります。消化管CTにおいても、撮像条件の最適化、定量指標の標準化、他モダリティや臨床情報との統合といった課題が、治療選択や予後予測と直結する時代に入りました。本学術集会では、こうした流れを踏まえ、現場で使える技術でありながら、次の10年を先取りする視点を共有する場としたいと考えております。

 本大会が、診療放射線技師、医師、研究者、そして関連分野の技術者の皆様にとって、日常診療や研究を静かに、しかし確実に前進させる契機となれば幸いです。消化管CT技術が、最先端のがん研究と臨床を結ぶ「共通言語」として成熟していくための、実り多い一日となることを願っております。

 最後に、本学術集会の開催にあたり多大なるご尽力を賜りました実行委員、関係各位、ならびにご参加いただく皆様に深く感謝申し上げます。

2026年6月
第24回日本消化管CT技術学会 総会・学術集会
大会長 山本 修司
(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 外来研究員)