第2回消化管CT技術研究会のお知らせ

 近年、CTを用いた大腸の検査(CT colonography:CTC)が注目を浴びるようになり、多くの施設でCTによる消化管の検査が行われ始めています。本研究会は診療放射線技師が中心となり、医師及び医療従事者、関連業界の方々と共に消化管のCTについて議論し、参加者相互の専門知識および撮影技術の向上を計ることを目的に設立しました。CTを用いた消化管画像診断に関する新たな知見の発信源となり、健康を支える良質な技術となることを願っております。

  第15回大会は平成29年11月11日(土)にコラッセ福島(福島市)にて『大腸 CT、愛してるよぉ』をテーマに開催しました(当番世話人:北福島医療センター 松井大樹先生)。94名が参加し、盛会に終えることが出来ました。ご参加下さいました皆様、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。  

  今回は教育講演では低管電圧を利用したCTC撮影をテーマに、JA 北海道厚生連網走病院 二俣芳浩先生に「大腸 CT に低管電圧≠ヘホントに有効か?」という内容でご講演いただきました。また、一般演題、教育講演 with Lunchも充実した内容で、『ついに決着か !? 天下分け目の大激論 !!』では、6名の先生方が壇上でバリウム vs ガストロ、鎮痙剤 あり vs なし、VGP vs VEについて討論されました。また、アンサーパットも利用して会場一体型の大激論が実践できました。 関連メーカーセッション講演1では『逐次近似応用再構成の物理データより考える CTC への応用と限界』という内容で、宮城県立がんセンターの後藤光範に原理やCTCへの応用を詳しく解説していただきました。 講演2では、斗南病院の平山眞章先生に『大腸 CT の開発と臨床応用』という内容で、大腸CTの意義や、多施設共同臨床試験の解説、遠隔読影やCTCへ求めるものを詳しく解説いただき好評を得ることが出来した。

第16回の研究会は平成30年6月23日(土)に名古屋国際センター(愛知県)にて開催いたします。

 今後もたくさんの企画をご用意し、消化管CTを実践している方はもちろん、興味のある方は是非参加して、この技術を一緒に育んでいただける研究会にしていきたいと思います。

代表世話人 坂本崇